2023/04/01 16:39
春は冬のあいだ身体のなかに溜め込んだ毒素を外に排出する季節。
東洋医学でいう、五臓六腑のうち「肝」の働きが活発になります。
「肝」が疲弊してしまうと主に、上半身に不調が現れやすいと言われています。
また、自律神経を管轄するのは「肝」であるため、
「自律神経に関わるトラブル」が起こりやすいといわれています。
①目の不調(ぼやけ、かすみ、眼精疲労、ドライアイ、充血)
「肝」は目とつながりがあると考えられています
②身体の張りやコリ
「血」が停滞し「気」の巡りがわるくなる
(お腹が張る、胸が張る、肩こり、筋がつりやすい)
おならやゲップも出やすくなったり..
③情緒が乱れやすい
「肝」にたっぷり貯蔵されているはずの「血」が不足することで精神的に安定せず
「肝」の失調により怒りやすくなったり、怒りが溜まりやすくなったり
④睡眠の質低下
春の「陽」の気の急激な上昇も手伝って神経が昂り
夜中に目覚めたり、朝早く起きてしまったり、疲れも溜まりやすくなる
食養生
春の旬の食材を取り入れる
(春菊やたけのこ、さくらんぼ、セロリ、菜の花、ごぼう、アスパラガス、小松菜など)
春の旬の食べ物には肝の働きを改善させ、滞りやすい気血を巡らせる力のあるものが多い。
「肝」の働きに欠かせない「血」を満たす性質のある
ほうれん草やナツメ、アサリ、牡蠣など
肝の働きを整えるには「酸味」も有効なため、
酢や柑橘系の果物、梅干しなども合わせて摂ると◎
生活習慣
・なるべく決まった時間帯に寝起きする
・目を使い過ぎない
・軽い運動をする
・ストレスを溜めない
・天然アロマなど心地よい香りでリラックスして、肝の高ぶりを鎮める→和精油バスソルトがおすすめです
・そして何より、「黄土漢方蒸し」
黄土漢方蒸しは何がいい?
・暑過ぎない温度と漢方の香りでリラックス
・じんわり身体の芯から温まる
・停滞した「気」と「血」循環させる
・自律神経のバランスを整える
・「肝」の働きをサポートする
・アレルギー症状の緩和
などなど春の不調を整える作用がたくさん。
辛い花粉症のような目や鼻のお悩みにはお顔蒸しを長めにしてあげるといいですよ。
また養生漢方ASUCA湯に長めに浸かるのもおすすめ。
翌日は症状が軽くなったと、お客様からも嬉しいお声をよくいただきます♪
みなさまが健やかに快適に日々暮らしていけるサポートができれば幸いです。
どんなお悩みもご相談ください。