2023/05/01 17:49

あなたは大丈夫?放っておくと危険な五月病


最近このような症状はありませんか?


□ なんだか元気が出ない

□ 疲れやすい

□ 眠れない

□ 意欲がわかない

□ 気分の落ち込み、不安感

□ 憂鬱感、倦怠感

□ 食欲がわかない / 食べ過ぎてしまう


当てはまる方は、「五月病」の可能性大。

放っておくと、夏バテやうつ病などの原因にもなりかねないため、早めの対処が肝心です。


五月病の原因はストレスと疲労..?


新しい環境、仕事、職場、住まい。

「新しいこと」は、気持ちが晴れやかになる反面、その環境に適応しなくてはなりません。


変化に適合することは、例えそれが良い変化であれ、体と心にとって常にストレスであることも。


特に今の時期は、寒暖差も激しく、気圧差も激しいため、

自律神経の活動が追い付かずに身体も疲弊してしいます。


東洋医学的には、五月病は「肝気鬱血(かんきうっけつ)」と考えられます。

「肝」は精神を支配し、体血液を貯蔵したり、気の流れを調節する役割があります。


「肝」がストレスなどで疲弊すると、

「気」を必要以上に消耗したり、また、気の流れが滞る状態に陥ります。


体を巡る気が少なくなり、元気がなくなってしまうタイプは『気虚(ききょ)』と呼ばれ

気の流れが滞り、ストレスやイライラを溜め込むタイプを『気滞(きたい)』と呼びます。


タイプ別養生法


「気虚」タイプ

【おすすめの食材】
穀物類(炭水化物は体にとって必要なエネルギー)

消化を助ける物(山芋、豆類、きのこ類)

気を補う物(鶏肉、エビ、鰻、栗、さつまいも、なつめ)

体を温める物(ねぎ、生姜、にんにく)


【過ごし方】
過労を避け、睡眠を十分に取る

ゆったりリラックスして過ごす


「気滞」タイプ

【おすすめの食材】
酸味のある食べ物(柑橘類、酢、梅干し)

肝機能UPの食材(あさり、しじみ、牡蠣)

気を巡らせる香味野菜(春菊、三つ葉、せり、セロリ、パセリ)


【過ごし方】
アロマなどを用いてリラックス

趣味などでストレスを発散

適度な運動、汗を流す


五月病にもやはり..黄土漢方蒸しがおすすめ

漢方を煎じた蒸気で体を芯から温めて、深呼吸しリラックス。

心と体をリフレッシュし、自律神経のバランスを整えるサポートもしてくれます。


漢方蒸しができない方は養生漢方ASUCA湯を味方に。


「気」と「血」の巡りをよくし、心身ともに軽やかに

みなさまが少しでも楽に日々を過ごせますように。


そのサポートができれば幸いです。どんなお悩みもご相談ください。