2024/01/15 12:00
最近では老若男女問わず、体温の低い方が増えています。
日本人の平均基礎体温は50年前と比べると平均0.7度も下がっているそうですよ。
さて、「冷えは万病のもと」ともいわれ、あらゆる不調の原因となりますが、
みなさんはどうして人のからだは冷えるのか、その原因をご存知ですか?
冷える理由は、大きく分けると3つ。
1. 自律神経の乱れ
身体の体温をコントロールしているのは自律神経です。
自律神経のバランスが乱れると、体温調節がうまくできずに基礎代謝も低下し、
冷え性・下痢・便秘・肩こり・不眠などさまざまな身体の不調が起こります。
2. 筋力不足
体温は約4割が筋肉でつくられるそうです。
筋肉が衰えると、血行が悪化して基礎代謝が低下し、
熱を作り出す力が弱まってしまい冷えに繋がってしまいます。
3. 血行不良
血液は酸素や栄養分を運ぶことで体温を一定に保っているため、
血行が悪くなると手足の先まで血液が届かず、冷えに繋がります。
低血圧で血液を送り出す力が不足していたり、呼吸が浅く長時間同じ体勢をしていたりして、
血液がドロドロだと血行不良になりやすいため注意が必要です。
冷えは自覚がなくても、「むくみはある」という方も居られますが、実は「むくみ=冷え」です。
むくみによる余分な水分が、血管やリンパ管を圧迫し、さらに血行を悪化させて巡りが悪くなる。
そして身体が冷え、むくみも慢性化してしまうというスパイラル。ひえっ。
無自覚でも意外と冷えている私たちのからだ。
冷えのない人間はいないそうですよ。
赤ちゃんでも冷えはあるんだとか。
日頃から入浴を心がけ、温かい衣服を身にまとい、また黄土漢方蒸しで芯からしっかりと温めてケアしてあげてくださいね。
できるだけ自然に逆らわない方法で
みなさんの不調を少しでも緩和し、健康を維持サポートができれば幸いです。