2024/01/17 12:00
寒さが極まる一月下旬は、陰陽のエネルギーが特に重要です。
東洋医学の知恵を活かした養生法を取り入れて、陰陽のバランスを整え、冷えからくる不調を解消していけたらいいですね。
1. 五行思想を基にした食事
五行思想に基づいた食事は、季節や体調に合わせた摂取が重要。
一月下旬はとくに水のエネルギーが極まり、腎臓や膀胱が影響を受けやすい時期。
黒豆やくるみ、黒ゴマ・黒きくらげなどの黒い食材を摂り入れ、腎臓の機能をサポート。
2. 陰陽経絡のツボを刺激する
寒さによる血行不良や気の滞りを解消するために、
足三里(あしさんり)や太溪(たいけい)などのツボを刺激すると◎
指圧や鍼灸療法を取り入れ、経絡の流れを促進させます。
3. 冷えからくる湿邪を払う薬膳
湿邪による冷えが身体に滞る場合、生姜や桂皮、乾姜(カンキョウ)を使用した薬膳を取り入れることで、湿邪を払い、身体を温めます。
これにより、冷えからくる関節痛やだるさを軽減できます。
4. 季節の変わり目に向けた精神調整
今の時期は陽気が活発になる前の静かな時期。
冬眠する動植物たちのように、内省と精神統一に努めます。
瞑想や気功、ヨガなどを通じて、身体と心を整え、春分の陽極への適応を促進。
これらのアプローチを取り入れながら、冷えからくる不調を和らげ、陰陽の調和を追求する贅沢な時間に変えてみませんか。