2024/02/14 12:00
汗かけてますか〜?
まさかこの冬の間に一度も汗をかいていないなんて方が、このblogの読者の中にはいないことを祈りながら、今日は「流すともったいない!天然の美容液!漢方よもぎ蒸しでかけるいい汗の秘密」について話していきます。
さて、サロンではお客さまから時々「漢方蒸しの後、シャワーしてもいいですか?」という質問をいただきますが、
「もしサラサラな汗なら、天然の美容液なので流さないほうがいい」と、お伝えしております。
ただ、久しぶりに汗をかいたり、よくないものが汗腺に詰まっていれば
ベトベトの汗をかくこともありますので、その場合はシャワーすることをおすすめします。
毒素が溜まっていて汗の状態がよくないと、漢方蒸し後の部屋に入ればまず、においでわかります。
また、電熱機や黄土壺に黒いコゲのようなものがつくことも。
さらさら汗とベトベト汗の違い
実はサラサラとベトベトの汗とでは、出る「汗腺」が違います。
ベトベト汗は「アポクリン腺」から出るもので、重金属とか古い皮脂や塩分を含みます。
また、アンモニア臭や独特な汗の匂いがする可能性も。
こちらは美容液どころか塩分を含む汗なので、お肌を乾燥させてしまう可能性があるのでしっかりと流しておきたいですね。
また、ベトベト汗をしっかりと拭き取らずそのままにしておくと、重金属などの老廃物が再度体内に取り込まれる恐れも。
体調不良の原因にもなりかねないので、汗をかいた場合はタオル等でこまめに拭き取るように意識したいものです。
さらさら汗=天然の美容液
通常漢方蒸しで放出できる汗は、サラサラな汗だと言われています。
なぜなら、低温でじっくりと身体を芯から温めてかく汗だからです。
こちらは「エクリン腺」という表面の無味無臭の汗と、「皮脂腺」からミネラルが濾過されて無味無臭になったサラサラな汗です。
皮脂腺の新しい皮脂とともに、皮脂腺から出てくる汗は「天然の美容液」といわれ肌を保湿してくれるなど嬉しい効果も期待できます。
そのため漢方蒸しの直後は、漢方の成分を洗いながさないためにも、
また、美容成分が肌に浸透するまでの数時間ほどはシャワーを控えていただくことをおすすめしています。
ベトベト汗改善
ベトベト汗が出るということは、皮膚を纏っていた不要な物質が出たということ。
漢方蒸しには、体内に蓄積した老廃物を排出して浄化する作用がありますので、
はじめての方や久々の漢方蒸しであれば、もしかしたらベトベトな汗が出る場合があるかもしれません。
ベトベト汗を改善したければ、まず食生活・生活習慣を改善して、
そこから漢方蒸しやミストサウナなどの低温サウナで定期的に汗をかいたり、きちんと入浴・運動をするといいです。
(通常のサウナは、高温により身体表面の水分がただ出ているだけなのでNG)
みなさんが肌にとってもうれしいさらさらの気持ちいい汗をかけますように。
今日もお身体温めてお過ごしください。
漢方蒸しになかなか来られない方は
ASUCA湯を43度以上のお湯で浸かって試してみてくださいね。
じんわりと汗かいて、体もぽかぽかお肌もつるすべに。
↓