2024/05/29 18:49
どことなく体調ぐれないとき...
食養生では、その症状によって衰えてきた器官を補い、老化を防ぐ食べ物が変わってきます。
《肌の不調》
体が老化してくると、皮膚の潤いが失われてバリア機能が低下するため、痒みを伴うことが多くなる。
○→肌に潤いを与える食材、炎症を抑える食材
もやし/緑豆/白きくらげ
×→辛味の強いもの/お酒/甘い菓子類
…体に熱をこもらせたり、体脂肪を増やして痒みが止まりにくくなる
《吹き出物》
体に熱がこもり、肝臓の機能が落ちてきて血液の循環が悪くなると、余分な水や毒素が溜まりやすくなる。
○→解毒作用や利尿作用のある食材
はとむぎ/ごぼう/春雨(緑豆から作られたもの)
×→甘いお菓子/油っこいもの/辛味の強いもの
…体内に熱をこもらせ、吹き出物を増やしてしまう
《しみ・くすみ》
漢方では、シミやくすみは血液などの循環障害があるときに現れると考えられる。
血行を促進して体液の循環を良くする食べ物で潤いを補給。
○→肌や体にうるおいを補給する食材、利尿作用で体液の循環を良くする食材
きくらげ(白.黒)/とうがん/なす
×→甘いお菓子/揚げ物
…血流を悪くし、シミやくすみを増やしてしまう
《しわ》
漢方では、皮膚と関連が強いのは肺や腎臓と言われている。
これらの臓器の機能を高めていく食材をとり、素肌を乾燥から守ることでシワを防ぐ。
○→胃腸の潤いを守る食材、肺や腎臓の働きを補う食材
黒胡麻/くるみ/バナナ(バナナは身体を冷やす食べ物なので食べ過ぎは×)
×→冷たい飲み物や食べ物
…体のエネルギーを消耗させて内臓の若さを損ない、肌を乾燥させてしまう
(引用:漢方養生法)
食材に+よもぎ蒸しの漢方薬草の力を加え、内側から綺麗に健康になれるようお手伝いさせていただきます。