2024/06/21 19:32

夏至は、昼間が一番長くなる日
時計でいえば昼の12時の時刻に当たるのが夏至です。

夏至は一年の中でもっとも陽気が極まり、陰に転じる日でもあります。

冬にじっと養分を蓄えていた木々は、
陽の気とともに春に枝を伸ばしはじめ、夏になりさらに茂って栄える季節に!


しかし、まだ梅雨が明けていないことが多く、
太陽の光が待ち遠しい頃でもあります。

ジメジメした梅雨が明けるとあっという間に、真夏の到来です。

本腰の入った夏の暑さは、
熱中症や汗のかきすぎによって「気虚」という不調が起こりやすくなります。


この季節の対策は「脾」の働きと「心」の働きを
守っていくことをこころがけると良いです。

陰陽五行でいう 「 土 」 にあたり、
胃・膵臓系が弱りやすい時期(季節の変


わり目)なので 「 脾 」 と呼ぶ。

口 ( 唇  ) 、筋肉の弱りは脾の弱りが原因です。
口内炎やヘルペスなどはないですか?
足がつる、痙攣するなどないですか?

また脾が弱ると、心配・悩み・移り気 ( クヨクヨ ) と心配症にもなりやすいです。

また、陰陽五行説の 「 火 」であり
心臓・小腸系が弱りやすい時期(夏)で 「心 」 と呼びます。

1日の中で昼間に調子が悪くなったり、
舌の不調、ドキドキ・セカセカと興奮するのは 「 心 」の弱りです。

助けてくれるのは、赤いもの、苦味のあるもの。
旬のお野菜を召し上がってください。


さて、本日は夏至、明日は満月と。
ふたつの強いエネルギーが作用しています。

好転反応として心身の不調を感じる場合も。
休息やいつもより多めの睡眠を心がけてください。

よい夏至をお過ごしくださいませ。