2024/06/27 16:46
若干の誇張したタイトル失礼いたします。
サロンのインスタグラムで、脇のにおいが気になる方のアンケートをとってみたら、全体の93%は脇のにおいが気になるとのことでした。
夏場は汗ばんだ脇が露出される機会も多いですから、
当然においは気になりますよね。
今回は、まずそもそもにおいの根本を解決する方法と、物理的なデオドラント(しかし有害なものは避けたい)でのにおいの消臭に関してお伝えします。
【 食事改善 】
まず、体臭がきつい方は、
なにより腸内環境を整える必要があります。
においの原因と言われるものは、
・動物性たんぱく質
・脂質
・腸内環境の悪化
コンビニ食/ファストフード/インスタント/添加物/乳製品/小麦粉製品/白砂糖など
によることがほとんどです。
お肉を頻繁に食べる方よりも、
菜食の方の方が体臭がほとんど気にならないといったデータも出ているくらいです。
まずは食事の改善から意識するとよいですね。
次に、制汗剤とデオドラント(スプレー・汗拭きシートなど)などについて。
これらは比較的安価でお手軽なため、脇のにおい対策の主流になっています。
しかし、「体に有害な成分がたくさん含まれている」ということはご存知でしょうか?
【 汗を抑える制汗剤 】
ほとんどの制汗剤には、
重金属である「アルミニウム」が配合されています。
これが汗腺に栓をして汗を封じ込めるしくみですが、
汗には体温調節や老廃物の排出などの役割があるため、
汗腺に栓をしてしまうことは身体にとっていいこととは言えません。
さらに、このアルミニウムの蓄積が、
乳がん、アルツハイマー、腎臓障害、ホルモンバランスを崩すリスクなどの影響を指摘する研究はたくさんあります。
【 においを抑えるデオドラント 】
デオドラントに含まれる有害成分は、
・消臭成分・トリクロサン
・可塑剤、可溶化剤、フタル酸エステル
・香料
など
トリクロサンは皮膚上の細菌を殺菌して消臭。
しかし、脇にいる善玉菌まで殺菌してしまうため、
使用を繰り返すことでワキガ・脇のにおいが促進されてしまうという悪循環に。
フタル酸エステルは、デオドラントの香料を肌に残すために添加されています。
フタル酸エステルは、テストステロン様作用が指摘されていて、男性の生殖機能阻害、妊娠中の女性の胎児の発育に影響を与えるリスク。
また、IQの低下と喘息の発生率の上昇にも関連しているという研究結果もあります。
香料
アレルギーや皮膚刺激を引き起こす物質が添加されている可能性。
【 マグネシウムオイルで脇のニオイが消える!? 】
マグネシウムオイルとは、
塩化マグネシウムを水と混ぜたもの。
豆腐を作る時に使われる「にがり」の濃度が濃いものが
マグネシウムオイルです。
マグネシウムの消臭作用は100%と言われており、
また、電解質としてのマグネシウムは皮膚のpHも整えてくれ、脇の悪臭の原因になる菌・コリネバクテリウム属などの増殖を抑制します。
マグネシウムオイルはiherbなどでも手に入りますが、
簡単に手作りもできます。
マグネシウムオイルの作り方
«材料»
・ 塩化マグネシウム(食品用) 1/2カップ
・ 精製水 1/2カップ
・ ガラス製スプレーボトル 1カップ入るもの
«作り方»
1. 蒸留水を沸かして火を止める。
2. 塩化マグネシウムを加え、よくかき混ぜ
3. すべて溶けたら、そのまま冷ます。
4. 冷えたマグネシウムオイルをボトルに入れて完成!
マグネシウムオイルであれば、
当然身体に有毒な重金属、化学物質は含まれていませんので妊娠中・授乳中の女性にも安心ですよね。
↓こちらのバスソルトは塩化マグネシウムと天然アロマで作られています。
この季節の体臭ケアにもおすすめです。